ベストな指導をさせていただくにはどうすれば良いか?試行錯誤の毎日を送っている院長の岡井です。
腰部の椎間板ヘルニアの手術後、リハビリで見事に復活された症例報告をさせていただきます。
【状態】
ぎっくり腰を発症して近所の整骨院に通院するものの、なかなか改善せず市民病院の整形外科を受診。
1ヶ月間コルセットをつけて生活するように指示されるが、左下肢の激痛で歩行困難になり、インターネットで別の腰の専門病院を探し出して受診。
MRI検査にて椎間板ヘルニアの診断が出て内視鏡手術を受けた。
術後1ヶ月の入院後、退院したが、殿部の鈍痛と左下肢の疲れやすい状態が残っており、長時間座っていられない。
寝ている状態から起き上がる時にも左殿部に痛みが走る状態が続いているため、これから仕事に復帰して日常生活を送れるのか不安で、術後のリハビリをサポートしてくれる施設を探していたところ、当院を発見して来院された。
目標は、「不安なく仕事に復帰することと、もう一度大好きな野球をできるようになること。」
【施術対応】
来院当初は患部手術創の循環改善と、腰を支えている筋肉群、腰を下支えしている股関節周囲の筋肉の回復を目的に鍼施術と超音波施術をさせていただきながら、固まって動かなくなっている全身の筋肉のストレッチを続けていただきました。
来院後、1ヶ月経った頃からは体幹トレーニングなど運動療法を指導させていただきながら、筋力と調整能力を高めるようにしていきました。
2ヶ月後にはランニングやキャッチボールができるまでに回復し、
3ヶ月経った頃には野球のバッティング練習を再開できました。
途中、左足に痺れが出たり、背中の張りが出たりしながらも日々のリハビリと施術を積み重ねて、
4ヶ月目にはダッシュと3キロ程度のランニングが可能となり、
5ヶ月目には野球の試合に出場し、ハードな業務をこなしても痛みや痺れが出ることはなくなりました。
現在は2ヶ月に1度のペースでメンテナンスに来ていただいていますが、この1年、仕事においても、野球においても問題なく健やかに過ごしてくださっています。
当院では痛みや症状の改善は当然のこと、痛みの原因となる日常の身体の使い方のクセや姿勢を分析して指導させいただくことで、
問題解決と予防までお手伝いさせていただいております。