南堀江・難波で根本改善なら「バランス治療院」

近年、インナーマッスルは「鍛えると代謝が上がる」「姿勢がきれいになる」などと話題になることが多く、健康や美容に関心がある人を中心に注目を集めています。
一方、アウターマッスルはあまり注目されておらず、鍛えるとムキムキになってしまうといった理由から、女性からは特に忌避される傾向があります。
しかし、インナーマッスルとアウターマッスルは深い関係があり、それぞれを個別に鍛えればよい、個別に鍛えることができるというものではありません。
アウターマッスルとはどのような役割を持っているのでしょうか。

インナーマッスルとアウターマッスル

人間の体には様々な筋肉が存在しますが、場所によって「体の内側にある筋肉」と「体の表面にある筋肉」に分けることができます。
例えば、お腹には様々な筋肉が集まっていますが、体の奥にある「腹横筋」はインナーマッスルの代表格です。
腹横筋の上には「内腹斜筋」や「外腹斜筋」が被さっており、体の表面から見えるのは外腹斜筋となります。表面に見える外腹斜筋はアウターマッスルです。
インナーマッスルは「コアマッスル」や「深層筋」と呼ばれることもある筋肉で、主に姿勢を維持する役割や、関節の動きをスムーズにする役割を持っています。このことから、インナーマッスルを鍛えると姿勢がよくなり、その姿勢維持などのための基礎代謝がアップするといわれています。

アウターマッスルの役割

大胸筋や上腕二頭筋といった体の表面にあるアウターマッスルは、「物を持ち上げる」「蹴る」といったダイナミックな動きをするときに使う筋肉です。
インナーマッスルに比べて大きいため、トレーニングなどで鍛えると筋繊維が太くなったことが分かりやすいということから「鍛えるとムキムキになる」といわれています。
このことから、アウターマッスルはラグビー選手やボディビルダーのような体を作りたい人以外は、鍛えなくてもよいと思われることがありますが、実際はそうではありません。
というのも、アウターマッスルはスポーツをするときだけではなく、歩く、立つ、座るといった日常動作をするときにも使用されるからです。

バランスよく鍛えることが大切

例えば、日常的に行われる「歩く」という動きは「足を上げる」「片足で立つ」「足を降ろす」という三つの動きに分けることができます。
もし、大腿筋などのアウターマッスルが極端に弱っていると足を上げることができないため、歩くことができません。
また、インナーマッスルが極端に弱いと片足で立つことができない、足を降ろしたときにバランスを崩してしまうといったことが起こり、やはり歩くことができません。
インナーマッスルとアウターマッスルは、連動しながらお互いの機能を補い合う関係にあるため、どちらか一方が極端に弱くなっていると様々な動作に支障を感じるようになります。
健康や運動機能を維持するためには、インナーマッスルとアウターマッスルをバランスよく鍛えることが大切です。

まとめ

女性が美容目的で筋トレを行う場合、「ムキムキになりたくない」という理由からアウターマッスルを鍛えることを忌避する傾向があります。
しかし、アウターマッスルは鍛え方によっては筋肉のつき方が変わるという特徴がありますので、理想とする体型に合った方法でトレーニングを選んでインナー、アウター両方を鍛えればより早く理想の体型に近づくことができます。
また、肩こり・腰痛の防止や高齢者の運動機能維持にもアウターマッスルは重要な役割を果たしております。
当院では、ダイナミックストレッチ、体幹トレーニング、バランス能力・歩行改善プログラム、姿勢が良くなるプログラムなど、皆さんの体の状態と希望に応じたオーダーメイドプログラムで指導いたします。いつまでも美しく元気でいたい方、自分に合った最適のプログラムで生涯現役で元気に過ごしたい方は、お気軽に当院にご相談ください。

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