南堀江・難波で根本改善なら「バランス治療院」

子供が急に道路に走り出そうとするので、思わず腕をギュッと引っ張ってしまったことはありませんか?よく見られる親子の光景ですが、引っ張った後で腕に力が入らなくなることがあります。これはもしかすると今回紹介する肘内障になっているからかもしれません。 どのように症状を見極めればいいかについて、以下にまとめました。  

だらんと腕を下げている

肘内障とは、ひじの靱帯と骨が外れかける状態です。いわゆる亜脱臼です。肘内障を発症すると、腕を動かせなくなります。このため、片腕がだらんと下がった状態になります。病院の待合室で子供が座っている状態を見れば、「おそらく肘内障だな」と推測できる場合もあります。  

肘だけが動かない

肘内障の場合、肘だけに症状が限定されます。このため、ほかの関節については動かすことに問題はないです。ただし適切な処置をしないと、肘関節と周辺組織の異常は軽減されません。ですので、痛みが軽減したとしても患部を動かすのは嫌がる傾向が見られます。  

激痛は伴わない

腕がだらんとしていると、「もしかすると骨折?」と思う人もいるでしょう。しかし腕に力は入らなくても激痛を伴っていなければ、骨折ではなく肘内障の可能性が高いです。 骨折している場合は、骨膜という骨を包んでいる膜が破れます。このため、腕を動かさなくても常に痛みが伴います。子供の場合、痛みに耐えられず大声で泣くパターンが多いです。肘内障も最初のうちは関節に痛みを伴うこともあり、泣き出すお子さんも珍しくないです。しかし時間が経過すると痛みは軽減します。当院を訪れたお子さんも泣いていることは少なく、おとなしく寂しそうな顔で待合室に座っている傾向が見られます。  

循環障害は起こらない

もし骨折していると、循環障害サインが伴います。代表的なのが、手の指などが青白くなるなどの変色です。肘内障ではこのような変色は起こりません。 さらに骨折している場合、腕も手の指も動かない傾向があります。しかし肘内障は肘関節のみの異常のため、手の指はスムーズに動かせます。このような特徴から、骨折か肘内障かを見極めるといいです。  

肘をやや曲げた状態でいる

肘内障のお子さんを見ると、肘をやや曲げてお腹の近くに腕を持つ姿勢をとることが多いです。このような態勢だと、肘の痛みを軽減できるからです。もしずっとこのような姿勢をとっているのであれば、肘内障の可能性が高いと判断できます。  

まとめ

肘内障の見分け方は、このようにいくつかポイントがあります。肘内障の整復は前腕を内側方向に倒すように圧をかける回内法や逆に外側に倒して肘を曲げる回外法があります。 適切な施術を行えば麻酔など不要で、短時間で治ります。もし上記で紹介した症状に思い当たるところがありましたら、当院にご相談ください。土日も診ておりますので、緊急時などすぐにご連絡ください。

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