私たちは人の身体について説明させていただく際によく「会社」に例えてお伝えします。
身体に対して様々な指示・命令をする
「脳」が社長。
末端には運動担当の筋肉という社員や、
色や形、音、様々な感覚を感じるセンサー担当の社員、消化担当、呼吸担当、循環器担当社員など様々なスペシャリストが揃っています。
そんなスペシャリストが60兆も集まって運営している超巨大企業が私たちひとりひとりの身体です。
身体において全ての社員と社長は神経という内線で繋がっています。
社長である「脳」の意図や指示は「神経」という内線を通じて社員に伝えられ、体内のあちこちの現場で起こっているもめ事や、社員が感じていることも「神経」を通じて社長に伝えられます。
社長と社員たち双方向のコミュニケーションが成り立ってこそ、この「会社」=「からだ」はスムーズに運営できるわけです。
体内において双方向のコミュニケーションを円滑にして、健康な身体を維持・発展させていくにはどうすればいいのでしょうか?
次回はそのポイントについてお伝えしたいと思います