妊娠7ヶ月の時に立ち上がることもままならない腰痛で悩んでいる時に、以前に指導を受けておられたスポーツトレーナーの紹介で来院されました。
下着やズボンの脱ぎ履き、座位からの立ち上がりも困難な状況。
寝返りや起床時も辛く、ゆっくりしか動けない中で2歳の長女を抱っこしながらの生活をしないといけない環境。
【施術対応】
仙腸関節という骨盤の主軸となる関節を特殊な調整方法で修正。
妊娠時期は女性ホルモンの作用により出産しやすい環境作りを準備するために骨盤周囲の靭帯が緩み、
容易に仙腸関節や恥骨結合がズレやすくなるため調整も繊細に実施した。
その後、体幹を支えている脊柱起立筋、腸腰筋、殿筋群の過緊張を緩めて血液が循環しやすい環境を作るためにマッサージを行いながら定期的に骨盤修正を継続した。(2週に1回程度)
無事、元気な男児を出産されたが、二人のお子さんの育児の中で腰痛が再発。
現在は長時間の抱っこ生活の中でできてしまうトリガーポイントを見つけながら、月2回ペースでコンディショニングしながら快適に育児に邁進されている。