職業:会社経営
状態:昨年10月、歩行中に背後より車にはねられ、5メートル以上跳ね飛ばされた際に全身を負傷。全身症状は改善したものの足首の痛みは1年経っても治らず、歩行や階段の昇降時の痛みがあり日常生活に支障が残る。好きなハイヒールを履くことができない状況。何件か整形外科を受診し、総合病院でMRI検査を受けるものの痛みの正体がわからず。
バランス院での対応:
詳細に患部を触って、動作確認をして痛みの発信源を探し出して鍼施術と超音波施術を用いて循環改善し、修復過程を促進させた。
一年以上痛みが続いて日々かばう中で姿勢に左右差が出て歪みを生じているために動作・姿勢指導を実施して二次的な問題と再発の予防を実施した。
数回の施術で明らかに痛みが改善に向かい、日常生活は痛みなくできるほどに回復。
かなり改善したものの、ハイヒールを履くと痛みが残り、長距離の歩行でも痛みが残るため炎症が残っている可能性のある筋肉を探し出して刺激したところ更に改善が進んでいる。
院長の所感:
あらゆる方向から詳細にチェックしましたが関節やアライメントに異常は認められませんでした。
にもかかわらず、強い痛みが長期にわたって改善していないため、靭帯が骨に付着する部分の炎症が治らぬまま慢性化している可能性が高いと考え、ピンポイントの一点を探し出して鍼施術と超音波施術を用いて修復のきっかけを作り、治す材料である血液が供給されるように環境を作りました。
その結果、1年以上治らなかった痛みが速やかに改善されました。
今回のように、小さな火が微妙に燃え続けて炎症が終了せずに痛みが続いている症例は非常に多いです。
炎症所見が小さいために血液検査やレントゲン、MRIでも発見できないこともあるようです。
足首に限らず、中長期的に強い痛みに悩まされている方々は諦めずにご相談下さい。
改善出来る症例が多く含まれているものと思われます。