改善根拠にこだわる治療院

PAIN/ブログ

症例報告・治療例 2018.06.01

【症例報告】30代女性/腱鞘炎/コンパートメント症候群/前腕の痛み/手を使う仕事

【状態】
書類チェックの仕事をしていて、仕事中1日約2000枚の資料をひたすらめくるという動作を繰り返す
徐々に仕事の動作により前腕が痛み始める。
仕事以外でも、

《自転車のブレーキを握る》

《鍵を回す》

《包丁を握る》

《サランラップを切る》

《タオルを絞る》

《スーパーの袋を持つ》

など日常的な動作をすることが次第に困難になり生活に影響が出るように。
指を曲げ伸ばしする動作でギーギーときしむ感じがする

 

【施術対応】
前腕が全体的に緊張していて、腕の内側外側ともにパンパンに張っていました
筋緊張の改善を目的にマイオセラピー、超音波治療器、鍼灸治療にて処置を行いました。

そして前腕の筋肉や手指の筋肉のストレッチの指導をさせて頂きました。

初回の治療後、自転車のブレーキ動作など一部の動作の痛みが消失しましたが完全には痛みは取れておらず、2回目で緊張の残っている部分にポイントを絞って施術した結果、日常生活の痛みや仕事での反復動作での痛みは消失しました。

 

【所感】
今回の症状はコンパートメント症候群の症状と判断しました。

コンパートメントとは“区画”という意味で、筋肉が収まるスペースのことを言います。

《↑↑腕を輪切り状に切った断面図です》

その筋区画の内圧が上昇することにより、筋肉や血管、神経が圧迫されて症状が出てきます。

 

《↑↑区画内の内圧が上がることで、赤青黄色で表した血管や神経を圧迫してしまいます》

 

原因は【骨折や挫傷など出血や腫脹による急性型】と【繰り返しの動作や過度の運動による筋肉の浮腫、肥大による慢性型】があります。

 

今回の症例では特別外傷があったわけではないですし、仕事上での反復動作による慢性的なものと考えました。
限られたスペースの中にある筋肉の体積が増えることにより窮屈になり、筋肉の中の毛細血管が圧迫され、その中の組織に十分な血液が供給されず痛みや運動障害に発展していたものと思われます。

 

今回の症例は比較的変化が早く、スムーズに治っていきましたが、どうしても日々の負荷のかけ方次第では長期化してしまいます。
その方の持つ癖や習慣によって治っていく過程で大きく個人差が出てしまいます。

もし同じような症状で長い期間お悩みの方がいれば是非ご相談下さい。

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